ほづみ君 ほづみは亜郎を促して家の裏手の林に出た。林と言っても、隙間を縫って眼下に街の夜景が見える樹々の少ない場所を選んだ。都心ほどではないにせよ、なかなかの眺めだ。しかし亜郎にしてみれば気が気でないNeo s...